グルテンフリーを1週間実践。カラダも頭もスッキリした感覚に。
グルテンフリーとは
グルテンフリーとは、グルテンを含む食品を摂らない食事法のことです。
グルテンフリーはアメリカでブームになっていて、スーパーやカフェでもグルテンフリー商品を気軽に買えるそう。男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手などのアスリートも実践し、体重が減る、思考がハッキリするなどの効果を実感しているそうです。
ダイエットしたい、より集中力が欲しいという方は、まずは2週間ほど試してみて体調の変化を記録してみてはいかがでしょうか。
グルテンとは小麦などに含まれるたんぱく質の一種
グルテンとは、小麦、ライ麦、大麦などに含まれるたんぱく質の一種で、粘り気があるのが特徴です。パンや麺類のもちもちとした食感はグルテンの働きのおかげです。さまざまな食品に含まれ、おいしさのもととなっているグルテンですが、このグルテンが体に合わない人もいます。
グルテンが体の負担になる人もいる
グルテンを食べると体が敏感に反応して、お腹を壊したり疲労感を感じたりする方もいるようです。前出のテニスプレーヤー、ノバク・ジョコビッチ選手もグルテンが体に合わず、グルテンフリーを取り入れたところ調子が良くなったそうです。
自覚していないだけで、グルテンにアレルギーがある方もいるそうなので、まずは2週間ほどグルテンフリーを実践して、体調の変化を見てみるのも手です。
グルテンフリーで得られるとされる効果
グルテンには食欲を促進させる物質が入っているので、食べ過ぎの危険性があります。また、グルテンが含まれるパンやケーキは、血糖値が上がりやすく、砂糖やマーガリンも多く含まれています。グルテンアレルギーの方でなくても、こういった食品を控えることで自然と体の調子が整うことが期待されています。ダイエットを期待する場合は、運動も並行して行うとより効果が見えやすいのでおすすめです。
グルテンフリーの効果(一例)
- 体のだるさが軽減される
- 頭がスッキリする
- 疲れにくくなる
- ダイエット効果
グルテンを含む食品はかなり多い
- 麺類…パスタ、うどん、ラーメン、焼きそば、そうめん など
- パン類…パン、パイ、ピザ、フォカッチャなど
- スイーツ類…ケーキ、パンケーキ、たい焼き など
- その他…餃子、揚げ物(衣)、麩、マカロニ など
- アルコール…ビール、麦焼酎、ウォッカ など
- 調味料…醤油、麦みそ、カレールー、シチュールー など
ざっと挙げただけでもグルテンを含む食品はこんなにあります。小麦は普段食べている食品に広く含まれているので、グルテンを全て避けるのは至難の業。主食で摂るのは控えたり、たくさん摂らないように気をつけるだけでもいいと思います。
1週間グルテンフリーを実践。胃も頭もスッキリした感覚に。
1週間だけグルテンフリーを実践してみました。朝のパンをやめて、和食中心の食事に切り替え、肉は食べたいときに食べていました。
お肉も食べられるし、食事の量は普段通りなので、ほとんどストレスはありませんでした。ただ、いろんな食品にグルテンが入っているので、いちいち確かめるのはちょっと面倒でした。はじめて3日目ごろに醤油にも小麦が入っていることを知り、また、白米に混ぜて炊いているもち麦も「麦」なのでグルテンが入っていることに気付き、全く摂らないのはムリと判断しました。「全く摂らない」より、「減らす」くらいの気持ちでいた方がストレスもたまらず長続きするのではと思います。
体調面の変化としては、和食が続くと消化がスムーズなのか、胃の調子がよく体も軽い感じがしました。あくまで個人的な意見ですが、消化にかかるエネルギーを他に回せるので、集中力が普段より長続きした感覚があります。また、片頭痛持ちなのですが、グルテンフリーをしている1週間は頭痛もなかったです。
グルテンフリーをはじめる前は、「たった1週間でも、粉モノを食べられないのはつらいのでは?」と思っていましたが、いざやってみるとそこまで強く「パンが食べたい!」「ラーメンが食べたい!」という気持ちにはならなかったのも意外でした。グルテンのアレルギーでない場合は、食べたいと思ったら食べて、また一定期間グルテンを摂らない日を設けて、とバランスをとりながら体調を整えていけばよいのではないかと感じました。
グルテンフリーの効果に関しては個人差がありますが、自分の体質と合う食事法をいろいろ試して探求したい方は試してみるのもいいと思います。