CONNECT WITH B-MONSTER

b-monsterパフォーマーの横顔"Sarah"「音楽を楽しめたら勝ち!」

MONSTERS | 2020.02.17
b-monster sarah

キレのあるパフォーマンスと明るいキャラクターのSarah。学生時代はロサンゼルスへダンス留学をして、帰国。b-monsterのプログラムを体験するや、パフォーマーになることを夢みた。果たして何が彼女を動かしたのか。軌跡を聞いた。

パフォーマーになって自分と向き合いたかった

b-monster sarah

出身は神奈川県です。4歳からクラシックバレエ、中学生からはダンスをずっとやっていました。ダンスは部活とスクールをかけもちしていたこともあるくらい、踊ることが大好き。短大在学中は、アルバイトでお金を貯め、本場ロサンゼルスまでダンス留学にも行きました。

短大卒業後は、ヨガスクールに勤める……はずだったんですが、直前に違うなと思っちゃって。もっと音楽がいっぱいの場所で、思い切り体を動かす仕事に就きたいと思ったんです。あと人前に立つ仕事をしたかったのもあって。これはロサンゼルスに行った時に強く思ったんですが、私は自分に自信が足りないんです。プロダンサーやそうでない人も向こうの人はスタジオ入った途端「私を見て!」ってアピールがすごいんです。でも私はそんな風になれない。結局、そこまで自分を好きじゃないんですよね。だから自分と向き合うため、敢えて人前に立ちたかったんです。

その時、電車で見つけたのがb-monsterの広告。無料体験会へ行ってみたら、最高に楽しくて「ここだ!」と直感で思いました。翌日、ヨガスクールに断りの連絡を入れ、b-monsterへパフォーマー志望の応募をしました。思い立ったらすぐ行動する性格なので、受からなかった時のことなんて考えなかったです。そして幸いにも採用をいただきました!

人前に出てうまく喋れない

b-monster sarah

デビューは2019年10月。所属は恵比寿スタジオです。当初、プログラムはすごく緊張しました。当時はLEONさんが台湾に異動されたり、人気だった先輩パフォーマーが辞められたりした時期。受けに来てくださったメンバー様をがっかりさせちゃいけないってプレッシャーがあったんです。

あと前説がなかなかうまくできなくて。もともと私は人前で喋ることが大の苦手。学生の頃も何か発表する度、いつも声が震えてました。もちろん研修で前説のトレーニングはありましたが、広い恵比寿スタジオで大勢のメンバー様を前にするのとは、やはり違います。プログラム後はいつも一人で反省していました。

それでも先輩やフロントの皆さんに元気づけてもらったり、メンバー様から暖かい言葉をいただくことで、少しずつ慣れていきました。いまでも反省はありますが、「こんなに楽しんじゃっていいのかな」ってくらい毎日、元気にプログラムをさせていただいています。

音楽を楽しみながらワークアウトを

b-monster sarah

いま私が担当しているvol.1は、ベーシックな動きだけで構成されたプログラム。サンドバッグパートも複雑なコンビネーションがないので、どの方も思い切って受けていただけます。またセトリは全体的にポップで明るい雰囲気。EDMやR&Bだけでなく、ラテンやレゲエもあるオールジャンルでまったく飽きません。音楽を楽しみながらワークアウトしていただきたいですね。

プログラム中、心がけているのはメンバー様の様子を絶えずチェックすること。迷子になっていないか、フォームは正しいか。お節介な性格なので気になって仕方ないんです。できていない方がいれば、そばに行に行くことも。恵比寿スタジオは広いですが、3列目まで見ています。

あとはメンバー様と一緒に動くこと。動きを参考にしていただきたいですし、動くことで皆さんを鼓舞もしたいです。45分間、少しでも動きを止めないよう気を配っています。

自分の動きではフォームは常に意識しています。パンチはもちろん、立ち姿や歩き方まで。バレエをやっていた頃は、指の先まで気を使っていましたが、いまも自分の動画を見て、いかにすればキレイに見えるかチェックしています。

人とかぶるのが嫌い

b-monster sarah

趣味はなんといっても音楽を聴くこと。最新の歌手もチェックしていますが、2000年代の洋楽が一番好きですね。あとは買い物すること。人とかぶるのが嫌いなので、洋服などは海外のサイトから購入することが多いです。あとは海外旅行です。毎年いろんな国に行くのが目標。普段の生活とまったく違うところを訪れ、知らないカルチャーや食べ物と出会う。考えるだけでワクワクします。

力を与えるb-monsterの音楽

b-monster sarah

b-monsteの面白さはパフォーマーそれぞれに個性があることですね。プログラムもひとつひとつまったく違う。いろんな人のプログラムを受ければ、決して飽きることはありません。普通のジムに挫折した方も、b-monsterなら続けられるはず。

また特にオススメなのは音楽。プログラムのセトリは、洋楽を中心に古いものから新しいものまで、さらにジャンルを問わずいろんな曲が入っています。曲の流れもよく、聴いているだけでも十分楽しめる。それで運動するんだから楽しくないわけがありません。

私のパフォーマーネームの、〝Sarah〟は、サンスクリット語で「本質」という意味。音楽の「本質」を捉えて欲しくてつけました。

私は音楽を楽しめたら勝ちだと思っているんです。周りが気になったり、ワークアウトがキツかったとしても、音楽で余計なことを気にすることなくやり通せるはず。まず音楽を楽しむことを大事にプログラムに臨んでいただければと思います。

キツくてもひるまずに

b-monster sarah

b-monsterのホームページの、私のパフォーマー紹介のところに「Never a failure, always a lesson(失敗なんてあり得ない。いつだって教訓になる)」って書いたんです。それは、大好きなリアーナがタトゥーに入れている言葉で、自分のモットー。

中1の時、一ヶ月間、ニューメキシコにホームステイしに行ったんですけど、英語がまったく話せず、コミュニケーションがとれないまま帰国したことがあったんです。それがあまりに悔しくて、その後、米軍のベースキャンプのフードコートでアルバイトしました。敢えて外国人しかいない環境に身を置いて、英語が学ぼうって。最初は大変だったけど、友達もできて数ヶ月で話せるようになりました。なのでやろうと思えばできないことなんて、そうそうない。メンバー様も理想の自分にを目指し、キツいトレーニングにもひるまず挑戦していただきたいです。

「ギャップがあるとよく言われます」

b-monster sarah

それにしても、今日はカッコよく写真を撮ってもらいましたけど、大丈夫ですかね。ふだん、メンバー様に「ホームページの写真とギャップがある。」とよく言われるんです。今日の写真でまた言われそう(笑)。プログラム中はともかく、じつはかなりのおっちょこちょい。コンビニに行って、財布を忘れるなんてことはしょっ中です。写真みたいにクールじゃないので、プログラムの質問など、どんなことでも気軽に声をかけていただきたいです。

デビューして4ヶ月が経知ますが、以前に比べ積極的になったし、自分に自信もつきました。これからも自分をもっと磨きつつ、メンバーの皆さまがプログラムを喜んでいただけるようなパフォーマーを目指していきたいですね。

 
b-monster.fit 未来を変えるパフォーマー募集
ライター:Tomoki Ohno
音楽制作会社、カルチャー誌での勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターに転職。現在は雑誌やウェブサイトなどで、音楽をはじめエンタメ、スポーツ、飲食などの記事を執筆。b-monsterは、約2年にわたって週3~4日ほど通っている。

photo by Jun Yamashita
記事が気に入ったらSNSでシェア

RECOMMEND

b-monsterパフォーマーの横顔
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔"LINQ"「限界突破すれば新しい自分が見えてくる」
豊かな表現力と独創性あふれるプログラムで人気のパフォーマーLINQ。スタジオ内を駆け回り、動き、踊り、熱く鼓舞する。華やかで明るいイメージの彼女だが、日々苦悩する時期があったとか。普段は語られない彼女の内面とプログラムへの想いを探った。
2020.06.23
b-monsterパフォーマーの横顔
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔"TAISEI"「自分に妥協せず、1日の45分間だけ全力を」
爽やかな表情を見せながら、スタジオ内をひたすら駆け回り続ける恵比寿スタジオのパフォーマーTAISEI。彼は学生時代、走り高跳びで日本一という輝かしい実績を持つ。そんな彼がプログラムを受ける上で、大事にして欲しいものとは何か? プログラムへの想いとともに聞いた。
2020.06.16
b-monsterパフォーマーの横顔“CALA”「楽しむポイントを見つけ出すことが目標達成の鍵」
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔“CALA”「楽しむポイントを見つけ出すことが目標達成の鍵」
クールな面を持ちながらアグレッシブなプログラムで注目のパフォーマー、CALA。研修中に膝を故障し、フロントスタッフとして勤めた後、ようやくパフォーマーへ辿り着いた。彼女はどのように逆境を跳ね返していったのか。胸に抱き続けてきたb-monsterパフォーマーへの想いを熱く語ってもらった。
2020.06.15
b-monsterパフォーマーの横顔
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔"ERISA"「自分を追い込めば、結果は目に見えて表れる」
穏やかな笑顔を浮かべながら、スタジオ中を隅々まで駆け回るアクティブなERISA。彼女はメンバーとして2年間、足繁くプログラムに通い、その後にパフォーマーへと転身した。果たして彼女をかき立てたものとは何か。原点を追った。
2020.06.15
b-monsterパフォーマーの横顔
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔"RR!"「プログラムは新しい自分との出会いの場」
長い髪をなびかせながら、歌い、踊り、そして叫ぶ。長年にわたるダンス経験を生かし、エモーショナルで躍動感のあるパフォーマンスでスタジオを熱狂させるRR! いつも明るく華やかな笑顔とその激しい姿の裏側にあるものとは。彼女の思いを聞いた。
2020.06.09
b-monsterパフォーマーの横顔
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔"SMINE"「暗闇の空間は自分を変えてくれる」
穏やかな雰囲気と爽やかな笑顔で愛されるSMINE。今年2月にリリースしたオリジナルのK-POPプログラムが好評で勢いに乗る彼女だが、デビュー前はテストで3回失格した落ちこぼれだったとか。そんな悩み苦しんだ日々から現在までを振り返ってもらった。
2020.06.08
b-monsterパフォーマーの横顔“KAREN”「誰にも見せていない自分を表現したい」
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔“KAREN”「誰にも見せていない自分を表現したい」
クールな雰囲気と愛嬌のある笑顔を併せ持つパフォーマー“KAREN”。人気パフォーマーたちを間近で見て、フロントスタッフから転身した彼女はどのような成長を遂げるのか。追い求める理想のパフォーマー像を語ってもらった。
2020.04.02
b-monsterパフォーマーの横顔
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔"YUMI"「『行かなきゃ』でなく、『行きたい』が自分を変える第一歩」
朗らかな表情を浮かべながら、スタジオ内を颯爽と動き、ハードなプログラムを楽しく魅せるYUMI。池袋、梅田スタジオのオープンに関わり、また梅田、栄スタジオで1ヶ月派遣滞在するなど各地で頼りにされる人気者だ。そんな彼女の原点はそしてプログラムへの想いは?
2020.04.01
b-monsterパフォーマーの横顔
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔"RINA"「身体と心を同時に鍛えて、理想の自分に」
低く落ち着いた声でキューイングしながら、情熱的にスタジオ内を動き回る青山の人気パフォーマー、RINA。彼女は「賑やかで元気にではなく、クールに盛り上がるプログラムがb-monsterらしい」と語る。彼女のプログラムに込めた心のうちを探った。
2020.04.01
b-monsterパフォーマーの横顔
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔"HOSHI"「殻を打ち破って、一段上の自分へ!」
高いホスピタリティと熱量の高いパフォーマンスで、スタジオを魅了する羽田スタジオの人気パフォーマー、HOSHI。彼の研修時代の課題は表現力。いかに自分を出すかを悩み、そして苦しんだという。そんなパフォーマーになるまでの道のりを振り返り語ってもらった。
2020.03.06
b-monsterパフォーマーの横顔
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔"Becky"「時には根性と気合が大事!」
明るく爽やかにフロントに立つ姿とは裏腹に、パワフルなパフォーマンスを見せるBecky。特に随所に見せる執拗な煽りは、時に「鬼のよう」と呼ばれるほど激しい。そんな情熱的なプログラムの背景にあるものは何か? 彼女の真意に迫った。
2020.03.03
b-monsterパフォーマーの横顔
MONSTERS
b-monsterパフォーマーの横顔"Luana"「自分から楽しむことで、結果はついてくる」
明るく元気なプログラムで人気のLuanaは、音楽情報番組「music monster」出身のパフォーマー。華やかなその姿とは裏腹に、研修当時は一番の落ちこぼれで毎日泣いていたと本人は語る。パフォーマーとしての想いとともに当時を振り返ってもらった。
2020.02.26