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b-monsterパフォーマーの横顔"TAISEI"「自分に妥協せず、1日の45分間だけ全力を」

MONSTERS | 2020.06.16
b-monster taisei

爽やかな表情を見せながら、スタジオ内をひたすら駆け回り続ける恵比寿スタジオのパフォーマーTAISEI。彼は学生時代、走り高跳びで日本一という輝かしい実績を持つ。そんな彼がプログラムを受ける上で、大事にして欲しいものとは何か? プログラムへの想いとともに聞いた。

走り高跳びで全国1位に

b-monster taisei

出身は千葉県です。小4の時に陸上を始め、高校卒業まで続けていました。種目はマラソンに始まり、小6からはずっと走り高跳び。高校時代は八種競技(二日間かけて100m走、走り幅跳び、砲丸投げなど八種目を行う競技)も並行してやっていました。走り高跳びでは中2までは負けなし。全国1位になりました!

陸上って、自分との戦いなんです。だからどんなキツい練習も体力を使い切るまでとことんやる。そこで学んだ〝妥協しないことの大切さ〟は、仕事をするようになった今も大事にしています。

一番キツいジムがb-monsterだった

b-monster taisei

高校卒業後はフィットネスの専門学校に通い、介護職に就きました。介護の仕事は、ハードだとよく言われますよね。だからこそ挑戦してみたいなって。実際、仕事は本当に大変でしたけど、すごく充実していました。ただ段々とスポーツに関わる仕事に就きたいと思うようになりました。

そこで応募したのがb-monsterです。なぜb-monsterだったかというと、専門学校時代に受けに行ったジムの中で、一番キツかったから。その時は本当にびっくりしましたよ。でもその分、すごくやり甲斐があるんじゃないかなって。その後、採用をいただき、正式に転職が決まりました。

同期の存在が研修の励みに

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研修は予想していた通り、キツかったです。特に筋トレは体力的に落ちていたこともあり、クタクタになりました。また表現にまつわる練習はすべてが初めてだったので戸惑うことばかりで。それでも頑張れたの二人の同期の存在が大きかったです。筋トレでは二人がいることで、「絶対に負けないぞ!」「いっぱい動くぞ!」って自分を奮い立たせられましたし、表現の練習では、アドバイスを多くもらいました。研修以外でも、食事に行ったりしましたけど、二人がいなかったらまた違っていたでしょうね。

また研修では、自分らしいパフォーマンスは何かをずっと考えました。キューイングなのか、煽りなのか、動きなのか。自分の売りは何か、何をどうすれば他のパフォーマーと差別化できるか。練習のための練習にならないよう、常にデビューした後のことを見据えていましたね。

恵比寿以外のスタジオでの経験が刺激に

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デビューは今年、2020年1月。恵比寿スタジオ所属です。デビューに先駆けてリハーサルもプレデビューを行いましたが、両方とも緊張はしなかったです。自分との戦いという意識が強くあったので、周りを気にせず集中できたというか。ひとりで走り過ぎて反省する時はあったんですけど、コリオを間違えることもなく無事にやれました。

これまで印象に残っているのは、デビューしてすぐに銀座スタジオ、新宿スタジオに行かせていただいたことです。スタジオもメンバー様の様子も恵比寿とは違う。すごく刺激になりましたし、自分をどう見せればいいかも考えました。特にライティングの大切さはすごく感じました。使い方次第で、スタジオ内の雰囲気はガラリと変わるんですよね。逆にこうすれば恵比寿のプロジェクションマッピングにも生かせるなと思ったり。すごくよい経験をさせてもらいました。

いつもスタジオ内を5~6周まわる

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僕のvol.1はベーシックな動作を中心としたプログラムです。サーキットはハイニー、タッチダウンなど有酸素系が多く、しっかり追い込めるようになっています。一方でパンチパートでは、ちょっとだけ複雑なコンビネーションを入れています。最初は難しいかもしれませんが、回数を重ねるうちにどんどん楽しくなるはず。皆さん、是非受けてみてください。

プログラムでは、メンバー様のモチベーションをいかにあげられるか、追い込むことをサポートできるか、それらを特に大事にしています。そのためにも普段であれば、スタジオ内を最低でも3周、多い時で5~6周は巡回して、メンバー様の様子をチェック。正しい動きができていない方がいれば、隣りで一緒に動いたり、声をかけたりしていますね。現実的にはあり得ないですけど、一人ひとりをしっかり見られるよう、ロードには立たず、スタジオ内を回りキューイングだけするプログラムが究極の理想ですね。

自分のパフォーマンスでは「声」にはとりわけ気をつかっています。曲によって声のトーンを変えたり、歌うように声を出したり。音楽とケンカせず、気持ちよくメンバー様の耳元へ届けるか、45分間を楽しんでいただけるよう、意識していますね。一度、喉を潰してしまったんですけど、それだけに、声を褒めていただくとすごく嬉しいです(笑)。

またパンチパートではメンバー様全員のそばに行くことも意識しています。1つのプログラムにつき、2回は必ずいきます。直接、声をかけることで、メンバー様の励みになればと。後列の方は、もしかしたら来て欲しくないかもしれませんが(笑)、一緒に盛り上がりましょう。

家でじっとしていられない

b-monster taisei

たまに自宅でできるトレーニングを聞かれますが、おすすめはスクワットです。スクワットって下半身だけを鍛えるように見えますが、実は背中や腹筋なども鍛える全身運動。また消費カロリーも高いです。フォームに気をつけて、毎日そこそこの回数をやっていれば体型は変わってくると思います。

趣味ですか? 僕、すごく多いんですよ。ゲーム、映画、サッカー、ファッション、アニメ、温泉……全部好きです(笑)。あと散歩に出かけるのも好きだし、最近はそれほど行かないけど、カラオケもいいですね。ヒット曲は大体歌えますよ。休日も家でじっとしていられないというか。とにかくアクティブです。

自分に負けることなく続けてほしい

b-monster taisei

b-monsterの魅力は、パフォーマーによってカラーが違うことです。自分の好みに合った運動強度やエンタメ度などで、プログラムを自由に選ぶことが可能。普通のフィットネスジムのレッスンだと複数あってもそこまで大きな差異はないと思うので、全然違いますよね。運動するのが続かない方も、飽きずに通えると思いますね。

メンバー様に望むのは、やはり妥協しないことを心がけていただきたいですね。b-monsterのプログラムは確かにきついと思うんですよ。でも自分に負けることなく続けていれば、絶対に結果はついてくるはず。そもそも一日中キツい思いをするわけじゃないんですから。45分間だけ全力を出してほしいです。

楽しいと思ってもらえるプログラムを

b-monster taisei

今後はプロジェクションマッピングをもっと極めたいですし、vol.2も早く出したいしといろいろと目標はあります。でも中途半端にはやりたくないので一つひとつをしっかりとやっていければ。そしてなによりメンバー様に楽しいと思ってもらえるプログラムをやり続けたいです。どんなに疲れていても楽しいと思えればやりたくなるはず。それこそ友達との飲み会なんかもそうでしょう(笑)。何を差し置いても行きたくなる。そういうプログラムを目指したいです。

 
b-monster.fit 未来を変えるパフォーマー募集
ライター:Tomoki Ohno
音楽制作会社、カルチャー誌での勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターに転職。現在は雑誌やウェブサイトなどで、音楽をはじめエンタメ、スポーツ、飲食などの記事を執筆。b-monsterは、約2年にわたって週3~4日ほど通っている。

photo by Jun Yamashita
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