b-monsterパフォーマーの横顔“KAREN”「誰にも見せていない自分を表現したい」

フロント勤務を経て、憧れのパフォーマーへ

羽田スタジオでパフォーマーをしているKARENです。デビューは2019年6月21日になります。昔からとにかく足が速くて、小学生のときは野球、中学生のときは部活でハンドボールをやっていました。正直運動しか好きじゃなかったです。ダンスもずっと大好きで、ヒップホップ、ガールズヒップホップ、ジャズヒップホップを中心に、少しだけブレイクダンスもやっていました。
b-monsterに入ったきっかけは、高校3年生の進路相談です。同級生が「進学しようか、就職しようか」と考えているときに、私は先生から「就職ね」と言われて(笑)、オープンしたばかりのb-monsterの募集を見て電話をかけたんです。ただ、そのときは採用のタイミングが合わず、美容業界でしばらくエステティシャンとして働きました。
その後、やっぱり仕事で身体を動かしたいと思い、再度b-monsterの求人に応募して、初めはフロントスタッフとして入社しました。パフォーマーではなくても、何かしらの形で携わりたかったんです。
最初の配属は新宿スタジオです。ご存知の方もいるかもしれませんが、銀座スタジオのパフォーマー・Kyotaとは同じ時期からフロントで働いていて、パフォーマーになるための研修も一緒に受けました。もともと仕事終わりに先輩たちのプログラムを受けていて、自分もやっぱりパフォーマーになりたくなってしまったんですよね。
当時受けたプログラムでとくに印象に残っているのは、SAORIさん。パワフルで美人でカッコよくて大好きです。
パフォーマー“KAREN”の原点

パフォーマー研修は、同期のKyota、NIKA、SMINE、LINQと受けました。もちろん体力面もキツかったんですけど、とくにメンタル面が鍛えられたなと思います。
最初の1週間はいろいろな店舗に行って、先輩のプログラムを受けたり、業務を教えてもらったりして、その後、プログラムチームのレッスンを受けます。私はリズムの取り方は大丈夫だったんですけど、パンチのフォームに苦戦していて、ずっと「お腹に力入れて!!ポンポンだよっ!!」って言われてました(笑)。
研修中は恥ずかしがっていると本当に話にならなくて、自分のセトリから1曲選んで、自分が思い描くイメージを120%の力で表現するレッスンをしたり、パフォーマーとしての自分を作るためにとにかく必死にやりました。そのおかげで私はプレデビューでまったく緊張しなくて、常連のメンバー様たちにも「ぜんぜん大丈夫じゃん」「心配して損した」と言っていただきました。羽田スタジオは暖かい声をかけていただけるメンバー様が多くて、アットホームなところがいいなと思っています。
追い込みサーキットと爽快ボクシング

私は「vol.1」と「The Chainsmorkers」の2つのプログラムを持っています。
vol.1は基本的な動きが中心です。サーキットパートにタッチダウン、ハイニー、バーピージャンプが多めに入っていて、かなり自分を追い込めるようになっています。メンバー様には「タッチダウン祭り」「鬼サーキット」なんて言われているんですけど、実はサーキットパートの次のシャドーパートの展開が早く、一番の頑張りどころです。サンドバックパートは複雑なコンビネーションはなく、フォームを意識して打ち込めるようになっています。
The Chainsmorkersは自分で希望して担当させてもらいました。vol.1に比べてサーキットはそこまでキツくありません。vol.1のシャドーパート以降がシンプルなので、手数を増やそうと思って、展開が早いパンチのコンビネーションを多く取り入れています。初めて受ける方は迷ってしまうかもしれませんが、脳トレのような要素があるので、コンビネーションを覚えて、最後までパンチを打ち切れたときの爽快感を感じてほしいです。
パフォーマーとして心がけていることは、体力が持つ限り、メンバー様と一緒に動くことです。プログラム中は後列までまんべんなく回るようにしていて、一人ひとりの様子を見て、目の前でお手本を見せたり、頑張れそうな人は煽ったりしています。煽ったときに、疲れながらも必死に動いていただけるメンバー様を見ると、つい笑顔になってしまいます(笑)。私も元気をもらってますね。
誰にも見せていない自分を表現したい

デビュー以来、ずっと羽田でプログラムをおこなってきたんですけど、この前、初めて銀座と池袋でプログラムを持たせていただきました。人数も多くて、いつもとは違う雰囲気でビビっていたんですけど、たくさんのメンバー様に来ていただいて、本当に楽しくできました。初見でもかなり動き慣れている方が多くて、見ていて安心できました。デビュー時はとにかく必死で過ごしてきたのですが、最近良い意味で力が抜けて、少し余裕が持てるようになってきました。
今後の目標としては「まだ誰にも見せていない新しい自分」を表現したいです。「新しい自分ってなんだろう?」と自分でも未知な部分があるんですけど、SAORIさんのようにパワフルで激しい煽りがあっても面白いですね。
新しいプログラムは構想段階でしかないんですけど、アップテンポでノリやすいイメージ。プッシュアッップがキツいプログラムはけっこうあるので、「腹筋崩壊プログラム」もいいかなと思っています(笑) 。
いつも受けに来ていただけるメンバー様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。「vol.1はキツい」と言われていますが、みんなで最初のサーキットを乗り越えましょう!ぜひ来ていただけると嬉しいです。

大学卒業後、旅行誌の記者として北米・アジア・中東エリアの取材を経験。現在は都内のIT企業に所属し、複数のメディア運営・企業ブランディングなどに従事する。平日早朝から週3日ほどb-monsterに通うファンでもある。好きなプログラムは、NALU vol.2とSAORI vol.1。さらなる高みを目指してHARDプログラムに挑戦中。