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b-monsterパフォーマーの横顔"ERISA"「自分を追い込めば、結果は目に見えて表れる」

MONSTERS | 2020.06.15
b-monster erisa

穏やかな笑顔を浮かべながら、スタジオ中を隅々まで駆け回るアクティブなERISA。彼女はメンバーとして2年間、足繁くプログラムに通い、その後にパフォーマーへと転身した。果たして彼女をかき立てたものとは何か。原点を追った。

「メンバーとしてb-monsterに通い続けた

b-monster erisa

出身は東京の多摩地区です。スポーツは小学校時代に水泳をやっていましたが、中学以降は帰宅部。運動とはほぼ無縁の学生時代を送りました。

b-monsterと出会ったのは大学を出て、働き出してからです。自分の体型に悩んでいた時、電車広告を見て、メンバーとして通うようになりました。それまでヨガに行っていましたが、結果がなかなかあらわれない。またスポーツジムにも通いましたが一人で黙々とやることに飽きて続かない。でもb-monsterは違いました。始まったら45分間外へ出られず、必死に自分を追い込める。それが合っていたんだと思います。また運動強度が高く、終わった後に毎回、達成感が得られるのもモチベーションになりました。

半年後に腹筋が割れた!

b-monster erisa

最初は週に1~2回通うだけでしたが、いつしか毎日に。一日に2度のときもありましたね。そして通い出して3ヶ月経つと体が引き締まり、半年後には腹筋が割れたんです。そんなこと、人生で初めてだったので、ものすごく嬉しくなっちゃって。

当時は銀座スタジオの所属です。コリオを極めるくらいに特定のプログラムをいくつか定めて行ってたんですが、特に夢中だったのは先輩のプログラム。強度の高いvol.1もトリッキーなvol.2も大好きでした。人柄や見事なスタイルにも憧れましたね。

厳しい研修を強い気持ちで乗り越えた

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やがて1年が過ぎた頃、パフォーマーとして働きたい気持ちになりました。どうしても体型を維持したかったのと、運動を仕事にしたくなったんです。2年が経った頃、それまでしていたウェブ系の仕事を辞め、転職しました。一切、迷いはなかったですね。

研修はめちゃくちゃ辛かったです。体力面はなんとかなりましたが、問題はメンタル。私はもともと内気で気の弱い性格。人前に立つことがすごく苦手だったんです。例えば前説の練習なども、同じ研修生を前にやるだけなのに、怖くて声が出せなくなったり。度々行われるテストの時はもっとひどかったです。始まる前から体が震えちゃうし、しかも毎回落ちて、必ず泣いてしまう。同期からは「この子、辞めちゃうんじゃないかな」と思われていたと思います。いやー、今、思い出しても、本当に大変でしたね。

それでも乗り越えられたのは、やはり絶対にパフォーマーになりたかったから。決して年齢的に若いわけではないし、自分が決めた道をなんとか全うしたかったんです。気持ちを強く持って、がむしゃらにやったのが、よかったんだと思います。

コリオを作ったことが自信に

b-monster erisa

デビューは2019年4月15日。所属は幸いにも慣れ親しんだ銀座スタジオです。最初の頃はと緊張してばかりでした。マイクの向きを間違えて全然声が入らず、プログラムを地声でやり通したこともありました(笑)。毎日必死でしたね。

これまでで自分の中で大きかったのは、2019年11月にGryffinのプログラムを持ったこと。じつはお話をいただいたのがリリース10日前だったんです。突然の話だし、コリオを作った経験もなかったので最初はとにかく不安で。でもしつこいくらい音楽を聞き、メンバー様が動く姿を延々思い浮かべていたら、いつの間にか完成していました。パフォーマーになる前からたくさんプログラムを受けていたのもよかったのかもしれません。実際に始まってみるとメンバー様からの反応も上々。キューイングの引き出しが増えるなど勉強になりましたし、自分の自信にもなりました。

Gryffinは音楽を楽しむプログラム

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いま、私が担当しているプログラムは、そんなGryffinとvol.1のふたつ。vol.1はベーシックなプログラムです。すべて基本的な動作で構成され、気持ちよくパンチを打ち込めます。初心者はここから受けてもらえれば。また追い込みたい方はご自身で強度を調整してみてください。

Gryffinは音楽を楽しんで欲しくて作りました。パンチパートでは手数の多いコンビネーションをたっぷり入れてあるので、音ハメを意識して打ち込んでみてください。またサーキットには腹筋パートがあります。お腹周りを鍛えたい方も是非。

プログラムでは意識しているのはわかりやすくキューイングすること。効果的に結果を出すにはフォームが大切です。メンバー様に正確に動いていただけるよう、常に配慮しています。迷子になってる方がいれば隣に立って、一緒にやることもありますね。

またパンチパートではメンバー様全員のそばに行くことも意識しています。1つのプログラムにつき、2回は必ずいきます。直接、声をかけることで、メンバー様の励みになればと。後列の方は、もしかしたら来て欲しくないかもしれませんが(笑)、一緒に盛り上がりましょう。

美容とホテルでお茶をするのが趣味

b-monster erisa

趣味は美容関係です。休みの日はよくヘッドスパやネイルなどに出かけます。あと友達とホテルのラウンジでゆっくりお茶をするのも好きですね。ちょっと贅沢かなと思いつつ(笑)、スイーツや軽食と一緒にコーヒーを味わうと気持ちがとても満たされます。あとは……いや、それくらいかな。もともと一番の趣味はb-monsterに行くことだったんです。でも仕事になってしまったので、正直なところ今は、夢中になれるものを探しているところです。

45分間のレッスン制は自分を追い込みやすい

b-monster erisa

b-monsterの良さは先に言いましたけど、45分間のレッスン制ということですね。一度始まったら、途中入場も途中退出もできない。だから必然的に自分を追い込める。追い込めば、結果は目に見えて表れる。自分でワークアウトするのが苦手な人には、絶対お勧めですね。

あとは暗闇という空間。フィットネスを始めたばかりの頃は、たくさんの人がいるところで運動するのが恥ずかしく感じると思うんです。でも暗ければ気持ちも楽になる。心を解放して、存分に体を鍛えて欲しいです。

私自身は、b-monsterと出会い、体型が変化するばかりか、自己肯定力が格段に上がりました。以前はちょっとしたことで悩むことも多かったんですけど、気にせず前向きになりました。目に見える結果が得られたことで、自分に自信がついたんだと思います。以前より「痩せたね」とか「キレイになった」とか言われるようになったので、そのせいもあるかもしれません。まぁ、お世辞かもしれませんけど(笑)。

「パフォーマーになれて本当に幸せです」

b-monster erisa

今後の目標としてはイベントを含め、やはりプログラムを引き続き出していきたいですね。機会があれば、トリッキーな動きを取り入れたものも出したいです。

パフォーマーになってからは本当に毎日が充実しています。毎晩、ベッドに入る前「今日も一日楽しかったな」と思うんですけど、そんなこと以前はありませんでした。本当に幸せです。これからもメンバーとして純粋にプログラム楽しんでいた頃の気持ち、入社直後の時のひたむきな気持ちを忘れることなく、頑張っていきたいです。

 
b-monster.fit 未来を変えるパフォーマー募集
ライター:Tomoki Ohno
音楽制作会社、カルチャー誌での勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターに転職。現在は雑誌やウェブサイトなどで、音楽をはじめエンタメ、スポーツ、飲食などの記事を執筆。b-monsterは、約2年にわたって週3~4日ほど通っている。

photo by Jun Yamashita
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