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b-monsterパフォーマーの横顔"SAORI" 「どんなにキツくても笑顔だけは絶対に忘れない」

MONSTERS | 2019.04.18
b-monsterインストラクターSAORIのインタビュー

全力パフォーマンスと溢れる笑顔で、満員のスタジオを沸かす池袋スタジオ所属のパフォーマー、SAORI。そのバイタリティと笑顔の背景には一体、何があるのか。普段、語ることのないその素顔に迫った。

汗まみれだからこそ送れる充実の45分間

b-monsterインストラクターSAORIのインタビュー

現在、リリースしているプログラムは、vol.1から3までの3本です。vol.1は、私のデビュープログラム。サーキットにはハイニーからバーピージャンプまでまんべんなく入っていて全身をくまなく鍛えられます。vol.2はクランチやシットアップ、スリップが多めでお腹の引き締めに効果的。パーティをイメージして選曲していて、まるでクラブにいるように楽しめると思います。vol.3は夏をイメージして作ったプログラム。清涼感のある曲に背中を押され、気分よく動けます。ジャンプ系が多く、下半身にも効きますね。

すべてのプログラムに言えますが、パンチのコンビネーションはいたってシンプル。無心で思い切り打ち込めます。初めての方も楽しんでもらえるはずです。またバーピージャンプが多く、運動強度はどれも高め。正直、キツいです(笑)。でもたくさんの汗とともに力を出し切って、充実した45分間を送ってもらえたらと思い、一人ひとりの前に行って遠慮なく煽(あお)らせていただいていますね。

「私、根っからの体育会系です」

b-monsterインストラクターSAORIのインタビュー

出身は東京の多摩地区です。たまに意外と思われますけど、私、根っからの体育会系です。中学時代は剣道部、高校はダンス部、大学ではチアリーディング部にいました。チアでは国内大会でグランプリを獲得し、フロリダで開催された世界大会に出場したこともあります。部内には2チームあって、その一方でリーダーも務めました。

チアは、華やかなイメージの割にすごくハードなんです。私がやっていたのはチアの中でもソングリーディングという、アクロバティックな動きよりチームダンスの美しさを魅せる競技だったので、特に全体練習が厳しくて。合宿なんて死にました(笑)。例えば、倒立を全員が30秒間崩れずにやれるまで何度もやるんですけど、90人近くいたので何時間もかかってしまい……。でも厳しさと同時に全力を出して全員でやり通す楽しさと喜びを学びましたね。

またチアはもともと応援から始まった競技なので、見る人を明るく元気にすることが大事。だからどんなにキツくても笑顔だけは絶対に忘れちゃいけない。グループで運動する達成感や、そんなチアの精神は現在のパフォーマーの仕事にも活きています。

個性的な同僚たちと過ごした青山時代が原点

b-monsterインストラクターSAORIのインタビュー

b-monsterのパフォーマーになった経緯ですが、大学卒業後、アパレル会社に就職し、販売をやってたんですけど、たまたま求人を見つけ応募しました。運動を仕事に活かしたかったのと、あと音楽やダンスと密接というのは、チアをやってた自分にはすごく魅力で。ただ最初はやはり苦労しましたよ。鏡の前でボクシングフォームをひたすら繰り返し、先輩パフォーマーのプログラムに同行させてもらい鍛えました。

最初の配属は青山スタジオ。新宿スタジオへ移動するまで一年いました。パフォーマー、フロントともに仲が良く、毎日が楽しくて。一緒にいた時期が長かったのはYUUKI、ILSON(現A-ZSON)、SMITH、KIMI、KANA、RYU、HIROKO。みんな個性が強いので、勉強になりました。YUUKIなどのプログラムは曲や照明など細部にまでこだわるし、「自分のペースで大丈夫!」と頻繁に声をかけるなどメンバー様への配慮も素晴らしかった。そういう方たちと仕事することで、自分も磨かれていった感じです。いまもプログラム前に当時の同僚の曲を流すんですけど、あの時代が自分にとっての原点ですね。

b-monsterの魅力はスケール感

b-monsterインストラクターSAORIのインタビュー

b-monsterで一番印象に残っていることは、何と言っても「BIG MONSTER」(2017年10月28・29日開催)。渋谷の大きなスペースで2日間にわたり、各スタジオの代表がスペシャルプログラムをするイベントだったんですけどセットが豪華で! 全長40メートルの花道と大きなステージに大迫力の照明と音響。当日いらっしゃったメンバー様も一段と活気があって素晴らしい空間でした。私も青山スタジオの代表としてILSONと出させていただいたんですけど、いいのかななんて思う一方、魅せ方の面で大きな財産になりました。ああいうスケール感のあるイベントをフィットネスでできるというのは、b-monsterならではですね。

あとはやはりデビューの時かな。めちゃくちゃ緊張したんですけど終わった後は「これから始まるんだ!」って嬉しくなったのを覚えています。今も新しいプログラムをリリースする時は、やたら緊張しますね。必ずお腹が痛くなるし(笑)。そういえばvol.2をリリースした時は、エアコンをつけるのを忘れてしまったんです。終わってホッとしたら、異様な熱気とメンバー様の汗まみれの姿……。あの時は、本当に申し訳なかったですね。

目標はメンバー様の笑顔

b-monsterインストラクターSAORIのインタビュー

休みの日は買い物に行ったり友達とご飯に行ったり。たまに部屋で映画を見たりすることもあるけど、基本は外出します。夏になると海によく出かけますね。前々から興味があったんですけど、今年の夏は、是非ともサーフィンに挑戦したいです!

b-monsterのパフォーマーとして一番嬉しいのはやっぱりメンバー様からの喜びの声ですね。「結果が出た」とか体型が変わったことで「恋人ができた」「結婚した」などのお話をたまにいただくんですけど、メンバー様の人生に少しでもお役に立てたことが本当に幸せです。プログラムを1日に何本もやってキツいこともありますけど、そんな時もすぐ元気になります(笑)。今後も今まで以上にパフォーマンスのスキルを上げて、メンバー様の笑顔のために、自分も笑顔で頑張りたいと思います!

 
b-monster.fit 未来を変えるパフォーマー募集
ライター:Tomoki Ohno
音楽制作会社、カルチャー誌での勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターに転職。現在は雑誌やウェブサイトなどで、音楽をはじめエンタメ、スポーツ、飲食などの記事を執筆。b-monsterは、約2年にわたって週3~4日ほど通っている。
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