b-monsterパフォーマーの横顔 "NANA" <前編> 子役・ダンス・演劇。表現の世界に関わってきた学生時代

子役、ダンス、芝居、女優、幼稚園の先生などNANAには多くの経歴がある。普段の可愛らしい笑顔とのギャップがNANAの魅力。今回、そんなNANAの過去を赤裸々に話していただいた。b-monsterパフォーマーNANAの原点に迫る。
子役としてドラマ、CMで活躍していた小学生時代

沖縄出身で、日本体育大学を卒業した体育会系な両親の元、2人姉妹の次女として生まれました。母親がダンサーをしている関係もあり、姉が小学生から子役として芸能事務所に入り、私も2コ上の姉に続くように小学校一年生で芸能事務所に入りました。
子役って仕事がとても多いんです。NHKの連続ドラマ、マクドナルド、バンダイ、アイリスオーヤマなど大手企業のCMなど。「忍風戦隊ハリケンジャー」では夢の中に閉じ込められたリカちゃんという役柄を演じたり、「ワイワイキッズ」という子供向け番組ではレギュラーとしてTVだけでなく、全国飛び回ってコンサートでダンスなどを披露していました。
仲良しのお姉ちゃんの後を追って進学

子役の仕事は小学生でやめて、中学生から普通の学校生活を過ごすようになりました。優等生というわけではなかったはずなのに、なぜか推薦されて生徒会副会長をしていました。それが何なのかも分からずに。。
高校は姉と同じ私立高校に進学。その頃は運動部ではなく、食べるのが好きだからという理由で茶道部へ。お茶を立ててお菓子を食べたかったんです(笑)茶道部でもなぜか部長に。中学でも高校でも、できるわけではないのに、優等生的なポジションを任させれてしまう不思議な感じでした。
高校時代は三味線を習ったり、英語を勉強したりしていました。母の姉が海外経験が長く英語ペラペラだったので、その影響で英語が好きになりました。英語のスピーチコンテストにも出場し、そこで2位になったことがあります。今思うと家族の影響もあり、学生時代から表現することが好きだったような気がします。
日大芸術学部で、演劇とダンス三昧の日々

大学も仲良しの姉を追うように、日大芸術学部映画学科演技コースに入学しました。姉と同じダンスサークルに入り、毎日ダンス三昧。
ダンスの中でも
・JAZZヒップホップ
・ガールズヒップホップ
・パンキング
というジャンルで、負けず嫌いな性格なので完璧になるまでやりたいと思い、ダンスはとことん練習していました。
芸能事務所でダンスの先生を。しかし、膝の怪我で・・・

卒業後は芸能事務所で子供達にダンスを教えていました。坂上忍さんの芸能事務所など、結構ガチなところで「表現」といわれる授業を受け持っていました。演技では毎回違う役回りをするので、いろいろ経験していた方がのりうつりやすいし、俳優・女優は何でもできないとダメな職業なんです。
しかし教えている途中、子供に足をもっていかれて、膝が抜ける大怪我をしてしまいました。それでしばらくダンスができなくなり、そこから舞台の活動が中心となりました。
大学時代に演技を学んでいたこともあり、当時の先輩からのオファーで様々な舞台に出演させていただきました。その時もやはりダンスの経験は活きていたと思います。
芸能事務所に所属しながら、いろいろな仕事を経験

鈴木奈々さんも所属する「ツインプラネット」という芸能事務所に所属しながら、いろいろな仕事を経験してきました。芸能活動の傍らで、幼稚園の先生をしていた時もあるんです。子供が大好きなので。
b-monsterで働く前は、NRC(Nike+ Run Club)でペーサーをやったり、NTC(Nike+ Training Club)でトレーナーをやっていました。運動が好きなので、芸能以外だと運動に関われる仕事ができたらという気持ちがありました。
NTCでスタッフ総入れ替えのタイミングでNTCを離れることになり、そこでb-monsterを見つけます... <後編へ続く>
