b-monsterパフォーマーの横顔"KyoTa"「自分の人生を愛せ、自分の愛した人生を歩め」
b-monsterは生きがいといっても過言ではない場所と語る、銀座スタジオのパフォーマーKyoTa。LEONの紹介がきっかけでb-monsterに入社した彼は、クラブDJとしても活躍中。b-monsterにかける熱い情熱を持った彼の想いに迫った。
スピードスケートと野球の経験を経て
出身は北海道です。こう見えても幼い頃は、スピードスケート(ショートトラックスケート)の強化指定選手に選ばれて、海外にたくさん行かせてもらった経験もあります。高校では、好きだった野球一筋で、ポジションは外野。大学でも野球を続けたかったのですが、いろいろな事情もあり、野球を諦めることとなってしまいました。
野球生活の中で、一番印象的だったのは高校3年間でしたね。当時は地獄のような日々でしたが、今思えば3年間で培った経験があったからこそ、辛いことがあっても立ち向かえたり、礼儀正しくできたりと、いまの自分がいるのかと思います。
DJですか? DJとの出会いは大学生の頃でしたね。野球を諦めた後、自分が何をしたいか考えたとき、洋楽好きだったこともあってか、DJやってみようと思ったのがきっかけでした。いまでは月に一回程度、地元でDJのイベントにやらせてもらっています。最初は両親も反対していたんですけど、いまでは、DJとb-monsterの仕事両方を応援してもらっています。
b-monsterとの出会いは、LEONの紹介がきっかけ
もともと、LEONさんにDJを教えてもらってたんですけど、ある時、「DJだけでは生活ができないかもしれない」とLEONさんに相談したら、b-monsterはどうかな? と紹介してもらったのがb-monsterとの最初の出会いです。試しに恵比寿スタジオでトライアルとして参加したんですが、生き生きしているパフォーマーの姿を見て、自分もステージに立ちたいと思ったのがきっかけでした。デビューは2019年6月21日で約半年経ちますが、LEONさんの紹介がなかったら、b-monsterとは出会っていなかったかもしれません(笑)
最初は、アルバイトとして新宿スタジオでスタートを切りました。当時はフロントだったんですが、LEONさんに勧められて、いろんなプログラムを参加したところ、もともと80kgあった体重が半年で-22kgも痩せることができました。
DJとして活動している時、自分は黙々と曲と向き合って、お客様の前で話すこと自体ほとんどなかったんですけど、b-monsterに入社してからは、自信がついたのかマイクを握って積極的に声掛けできるようになりましたね。痩せたのもそうですけど、b-monsterのおかげで変われたので凄いうれしいですね。
悩み抜いたプログラムへの熱い想い
b-monsterで印象に残っているのは、ROCK(Q)を作るまでが大変でした。QUEENは、メンバー4人とも作詞作曲ができるので、感覚的に言えば1曲に4曲入っていたりします。テンポが急に変わったり、リズムも不規則なんです。プレリリースの前日は、大好きだったQUEENの曲が嫌いになるくらいでしたね。いまでは凄いやりがいがあって楽しいんですけど、コリオ作っているときとリリース後の最初の半月は、悲惨でしたね。練習してもキューイングができなくて。
KyoTaのカラーを出せるプログラム
vol.1は、全体を通して、難しいパンチやコリオはなく、強度もそれ程高くない為、b-monsterを通い始めた方や上級者の方も楽しめるプログラムになっています。セトリもオールジャンルで邦楽やPOP、EDM入っているので、音楽も楽しめますね。後半のサンドバッグパートの4曲は、ビートでリズムを刻めたりでるので一曲一曲ハイテンションになれて自分的には好きな場面ですね。
ROCK(Q)は、フェスのような感覚を味わっていただけるように、LIVE音源を使用しています。vol.1に比べたら、難しいパンチ等もありますが、シンプルかつ変わった動きを覚えてしまえば、誰でも簡単にプログラムに参加できます。プログラム中で特に好きな曲は、「Don't Stop Me Now」ですね。この曲は、物心ついたころから知っていて、野球の試合前とかスピードスケートのレース前に必ず聞いていた曲です。なので、自分の思い出の曲になっていて、DJの仕事でも流すことはあります。盛り上がる曲で、みんなが知っている曲でもあるんですが、一番大好きな曲です。
ミニチュアダックスフンドとの暮らし
いまは1人暮らしをしているんですが、犬を飼っているので、休みの日は犬の散歩に行ってます。犬種はミニチュアダックスフンドで、3歳です。疲れて家に帰ったら、一目散に迎えに玄関まで来てくれるので、疲れも吹っ飛ぶくらい毎日癒されていますね(笑)
趣味ですか? やっぱり体を動かすことですね。 いまの時期だとスノーボードによく行っています。また、休日には同期でもある、SMINE、KAREN、LINQ、NIKAで、2ヶ月に1回の頻度で一緒に飲みに行ってますね。
Love the life you live, Live the life you love.
ウェブサイトにあるパフォーマー紹介のところに「Love the life you live, Live the life you love.」という一文があるんですけど、この言葉はボブ・マーリーの名言の一つで、日本語に訳すと、「自分の人生を愛せ、自分の愛した人生を歩め」となります。DJを始めたときに、一度しかない人生で好きなことを好きなだけやって生きていきたいと強く思ったので、この言葉を選びました。まさに、座右の銘です。これから歩む人生が、この名言のような人生になりたいですね。
プログラムの前説とかで毎回お話させていただいているんですけど、音楽って本当に不思議な力があるんです。普段でない力が出たり、集中できたり、リラックスできたりとか、そういった力があります。b-monsterのプログラムを通して、日々感じていただきたいです。自分のプログラムはリズムに乗ることをモットーにしています。リズム取るのが苦手だなと思う方も楽しめるプログラムに仕上げているので、ぜひ参加してみてください。
自分にとって、b-monsterは生きがいといっても過言ではない場所です。プログラムを毎日やっていますが、この先飽きることは絶対にないです。一番楽しめる場所、それがb-monsterだと思います。