b-monsterパフォーマーの横顔"jua"「一歩踏み出すことで、できないこともできるように」

デビューしてから約10ヶ月、常に明るくパワフルが印象的なjua。中学の時から培ってきたダンスをプログラムで活用し、メンバー様の笑顔を大切にする彼女の素顔に迫った。
b-monsterへの憧れは高校生から

b-monsterは高校生の頃から通っていました。当時は新宿スタジオの会員で、特にNATSUさんのプログラムが大好きでした。躍動感溢れるパフォーマーの姿に魅了され、私もステージに立ちたいなって思ったのが最初のきっかけでした。
高校時代は、都内を中心にダンスの活動をしていました。地元、静岡の中高一貫校に通ってたんですが、中学3年生の冬頃に、ダンスに夢中になってしまい、高校を中退をして上京しました。上京してから、通信の高校に通っていました。
当時はダンスツアーの楽屋で高校の宿題をやっていました。テスト期間中にツアーがかぶってしまったら、ツアーが終わった直後に7教科のテストを受けたりと、バタバタした生活だったので、あまり高校生として青春はしていないですね。ダンスは、全ジャンルを経験してきたんですが、最終的にHIPHOPに落ち着きました。男性が踊っている、ビートだけで踊るものばかりでしたけど(笑)
同期の存在が私を支えてくれた

高校生の頃から通っていたb-monsterのステージに立ちたいという思いもあったんですけど、なかなか勇気が出なくて、悩むことがありました。そんなとき、音楽トーク番組の「music monster」をふと観た時に、b-monsterへの想いが大きくなって、応募に決意しました。もともとダンスツアーが終わって、スケジュール的にも気分的にもゆとりがあったので、このタイミングでという感じでした。
10代のうちに好きなことをやりたいと思っていて、b-monsterも好きだったし、パフォーマーとしてステージに立つことも夢だったので、その夢を叶えれるなら叶えたい。いつでもやりたいと思っていてもなかなかできないとなるともったいないなと思ったので、やれる時にやろうと思いましたね。
入社した当時は、SHOGOさん、CHIYON、EDOと同期で、この3人の存在がすごく大きかったですね。ダンス界は、とても厳しい場所だったんですが、デビューするまでの期間は、b-monsterが好きだったこともあって、プレッシャーや緊張感もあり、体力的にもキツかったのですね。
冬だったということもあって、体調を崩しやすい時期だったのですが、体調崩して、一日でも休んだら研修についていけなくなるっていう緊張感も凄いあって、絶対に体調を崩さないと思っていたんですけど、プレデビュー前に体調を崩してしまったこともありました。今考えると、研修は厳しかったですけど、同期がいたからこそ乗り越えることができました。
激動の三周年記念

銀座スタジオでデビューしてから約10ヶ月になりますが、プログラムの中では6月の3周年イベントでmiiyaさんとペアで組んだ時が凄い楽しかったですね。miiyaさんもダンス経験があるので、一緒にダンスパートをやったりしていました。イベントが終わったあとに1人でプログラムをやりたくないってくらいに楽しくて、一番の思い出ですね。
逆に大変だったのは、3周年のイベントとLGBRQ+プログラムのリリースが重なってしまい、さらに私が参加しているダンスイベントが5月後半にあったので、頭がパニック状態で本当に大変でした。そんな状況の中、miiyaさんが何から何まで支えになってくれたことが、本当に助かりました。miiyaさんとペアじゃなければ、3周年は成り立たなかったと思っています。
パワフルなjuaだからこそできるプログラム

プログラムが終わった後、メンバー様からは「juaさんのプログラムで元気が出たよ」といったお声をよくいただきます。プログラム自体は全体を通してパワフルを重視していますが、サンドバックの2曲目、Nicki Minaj の「Starships」という曲が私好きなので、メンバー様と一緒に歌いますね。よく参加していただいているメンバー様は「Let’s do this one more time」の歌詞を「Let’s do this one more 隊」にして歌っていただいているみたいで、メンバー様同士の団結でスタジオが揺れます(笑)
私のプログラムは、追い込むというより、一緒に歌って楽しく参加してもらうことを重視しています。満員であろうがなかろうが、スタジオの隅から隅までメンバー様の側に行くようにしています。基本的にダンスで培ってきたものを取り入れているので、足を高く上げる動作の時は、メンバー様は驚いた表情だったりしますね。
人見知りから明るく元気に

銀座スタジオは一言で言えば、アットホームです。私自身、もともと人見知りだったんですが、b-monsterに入社してからは、メンバー様とお話しする事が多くなったこなともあり、銀座スタジオの太陽になりたいと思って、自然に明るくなりました。眠かったり、忙しかったり、お腹が空いてたりしてた時は、さすがに声のトーンがさがってしまいますけど、基本ずっと明るいですね(笑)
また、趣味の料理はレシピ通りにやるのが苦手なので、適当に買って適当に作って適当に食べる、創作料理的な感じです。親元を離れたのが早かったこともあり、母親の味を再現したくて実家帰った時に聞いてたりします。基本食べたいと思うものが、高カロリーだったりするので、献立を決めてから買うのではなく、買ってから献立を決めるようにしています。
銀座スタジオに配属されてから、まだ駅からスタジオまでのルートしか歩いていないです。ただ、 横浜、渋谷、新宿はお庭なので、行けば私がいるかも知れません(笑)一歩踏み出すことで、できないこともできる

ダンスしかずっとしてこなかった私ですが、ダンス以外で違うことに挑戦させてくれた場所、変われたのがb-monsterです。違う方向に導いてくれた、様々な経験をさせてもらったので、初めての正社員がここなので、社会についていろいろ学ぶことができたので、大切な場所です。
b-monsterのウェブサイトに載っているパフォーマー紹介の一言で、「I can accept failure, everyone fails at something. But I can’t accept not trying.」という英文がありますが、一歩踏み出すことで、できないこともできるようになるといった想いをこめて、選びました。好きなプログラムを好きな時に参加して、元気の無い方は、私のプログラムで元気になってほしいなと思っています。
