メガネ型ウェアラブル Vol.1 脳の万歩計で集中力を測る

「JINS MEME」はメガネ型ウェアラブルデバイス。
ウェアラブルと言えば、Apple Watchなど時計型が有名であるが、メガネならではすごい機能が搭載されている。今回はオフィスワーカーにとってのJINS MEMEの魅力に迫ってみたい。
JINS MEMEはウェアラブルとして何を検知する?
サポートサイトからの引用で、JINS MEMEとは何か?を紹介しよう。
JINS MEMEは、「自分を見る」ことをコンセプトに開発された眼鏡型のウェアラブル機器です。JINS MEME が検知する生体データをもとに、JINS MEME アプリがあなたの今を可視化。JINS MEMEは、より良いあなた "Better Me"へ変わるためのツールです。 眼の動きを検知する3点式眼電位センサー(特許取得済み)と、体の動きをとらえる6軸センサーを搭載しています。JINS MEMEで検知された生体データをお使いのスマートフォンに送り、スマートフォン上でアプリをお楽しみいただけます。
注目すべきは眼の動きを検知する3点式眼電位センサー。
目の動きから、集中状態や姿勢を検知することができるらしい。
仕事中の集中力、普段のマインド(気分)や疲れ具合、ランニング中のフォームを分析してくれる用途別のスマホアプリが提供されている。
集中状態を見える化するJINS MEME OFFICE

人間の集中状態を可視化できるのが「JINS MEME OFFICE」というスマホアプリ。公式サイトからの引用を紹介。
JINS MEME OFFICE は、センサーで取得できる目やカラダの情報を分析し、一つのタスクに対し、リラックスしつつも深く・安定した集中を「質の高い集中」として計測。 外的要因にも左右されない集中状態の時間を計測することで、生産性を可視化します。

質の高い状態「Flow」
下の画像が、JINS MEME OFFICEでの今の集中状態を表示されている画面。アタマ・ココロ・カラダの3つのパラメータを数値化している。より集中できた時間を「Flow」として赤字表記している。

FLOW(フロー)という用語自体は、心理学の用語で、人間が集中して完全にのめり込んでいる状態になっていることを指す。ZONEなどと言われることもあり、スポーツ漫画などでも度々登場している用語だ。
JINS MEME OFFICEでは、PTが80以上になっている状態をFlowとして表しているようだ。デザイン的には円の大きさでその日の集中状態を表現していて、慣れると直感的なUIとなっている。
今回はJINS MEMEの中でも集中状態を可視化するアプリ「JINS MEME OFFICE」について紹介した。まばたきの回数や強さ、頭の位置といった状況から集中力を得点化するといった面白い角度のアプリだ。
もしかすると、管理職の方など仕事中に部下やお客様からの相談を頻繁に受ける立場の人ではいい点数は出ないかもしれない。作業中のオフィスワーカーでは是非仕事中の集中力を図って、毎日の集中力を可視化していくのは面白いだろう。次回はココロを鍛えるためのアプリ「JINS MEME ZEN」について紹介したい。