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b-monsterパフォーマーの横顔"SHIN" 「理性で楽しむのではなく、本能で」

MONSTERS | 2019.05.20
b-monsterインストラクターSHINのインタビュー

鋼鉄の扉が閉まると、暗闇の中からラウドなサウンドが地響きをあげ、プログラムの幕を開ける…。すべてロック曲だけによる「ROCK」ほか、パワフルなパフォーマンスが圧倒的な人気を誇るSHIN。彼のバックグラウンドから、理想のプログラムまでを聞いた。

格闘技とロックに夢中

b-monsterインストラクターSHINのインタビュー

出身は北海道札幌市です。中学までは地元の学校へ通い、高校はハワイへ。帰国後に上京し、トレーナーの学校へ通いました。ずっとスポーツが好きで、水泳、サッカー、陸上、バスケットボールなど幅広くやりましたが、特に力を入れたのは格闘技。13歳から20歳過ぎまで途中、靭帯断裂などの怪我で離れていた時期はありましたけど、キックボクシングをやっていました。あとグラップリング(寝技メインの格闘技)もやりましたね。アマチュアでしたけど、かなりストイックに打ち込んでました。

毎日、スポーツで汗をかく一方、もうひとつ夢中になったのが音楽。特にロックです。好きになったきっかけは小学6年生の時、親父と観に行ったローリング・ストーンズのコンサート。あまりのカッコよさにシビれてしまって。それ以来、いろんなロックの曲を浴びるように聴きまくりました。中学に入るとバンドも始め、僕はギターとボーカル。スタジオに入ったり、ラジカセにマイクを繋いで録音したりと、かなり入れ込んでました。一番好きなバンド? やはり、ストーンズです。ジャンルもクラシックなロックが生々しくて好きです。

苦悩の中からパフォーマーのキャリアがスタート

b-monsterインストラクターSHINのインタビュー

b-monsterは、たまたま求人広告を見つけ、知りました。「ボクシング」「音楽」のワードが目に飛び込んできて。仕事の内容を確認するより先に「ここは自分にぴったりだ!」って、気づいたら応募していましたね(笑)。

最初の所属は新宿スタジオです。ただ当時のことは、ほとんど覚えていないんです。思い出せるのは、同僚のLISAさん、AOとよくご飯やお酒を飲みに行っていたことだけ(笑)。とにかく毎日、必死で。というのも、 b-monster のプログラムは、〝魅せる〟ことが何よりも大事。なのでいくらボクシング経験があっても、それ以上に、メンバー様に感動を与えながら、上手くプログラムを進めなきゃいけない。それがなかなか難しくて。

それでも自分なりに工夫していくうち、徐々に手応えを感じられるようになりました。昔からロックのライブDVDを何度も見ていたので、それがいい形で動きに出せるようになった部分もあるのかもしれませんね。いまもまだ課題は多いんですけど日々、精進しています。

ROCKプログラムは無心で限界越えを

b-monsterインストラクターSHINのインタビュー

いまは、vol.1、vol.2、そして、ROCK(vol.3)とプライベートセッションをやらせて頂いています。

vol.1は実践的なボクシングの動作を多く取り入れたプログラム。難しいパンチのコンビネーションも一部ありますが、その分、やり甲斐を感じて頂けるよう作りました。曲はすべてEDMです。vol.2は逆に楽しむことに重きを置いたプログラム。パンチも基本的な動きが多く、初心者でも挑戦しやすいと思います。EDMだけでなく、ポップス、ロックも混ぜているのでパーティ感覚で受けて頂けるといいですね。

ROCKは「無」をイメージして作りました。パンチのコンビネーションなど複雑な動きは入れていませんが、展開が早く、運動強度はかなり高め。たまにHARDより高いと言われます。それだけに無心のまま全力で追い込み、限界を越えて頂ければ。もちろん曲はすべてロック。ラウドな曲が多いんですが、ポップな曲も盛り込んであるので普段、ロックを聴かない方も馴染みやすいと思います。たまにロックTシャツを着て参加してくださるメンバー様もいますが、そんな風に楽しまれるのも嬉しいですね(笑)。

あとプライベートセッションでは、運動効率をあげられるようサーキットやパンチの正しいフォームのほか、基礎を指導し、メンバー様の疑問に答えるプログラムになっています。

「本能こそが一番シンプルで重要」

b-monsterインストラクターSHINのインタビュー

僕がプログラムで目指しているのは、メンバー様に理性ではなく、本能で受けていただくことなんです。それが理想です。

b-monsterでしかできない体験って、本能を引き出して無我夢中になれること。例えば、アフリカの民族が太鼓を叩き、リズムに合わせジャンプしたり、赤ん坊が音に合わせて手を叩いたりしますよね。誰かに教えられた訳ではないのに、元から自分たちのDNAに刻まれているもの。その本能こそが一番シンプルで重要なものではないかと思います。

今の時代に生きていると、心の底から楽しむことやその本能を忘れがちになるので、b-monsterでそれらを思い起こさせることができれば、フィットネスの常識を変えることができると信じています。

プログラム中は、言葉でメンバー様を鼓舞することが多いです。力のないパンチを打つ方のそばで「Harder!」とかお声がけしたり。曲のテンションに合わせ、またその場のシチュエーションに応じて自分の言葉で伝えるようにしています。

実はインドアな趣味もある

b-monsterインストラクターSHINのインタビュー

休みの日は部屋にこもって、映画を見ていることが多いです。作品は、アべンジャーズのようなエンタメ作品からホラー、ヒューマンドラマまで全ジャンル、なんでも好きです。

自分で動画を作るのも好きなので、普段、撮った素材を編集したり、音楽を聴いたり。ギターも弾きます。ジムで体を鍛えたりとか、アクティブなのも好きだけど、インドアで何かしていることも好きなんです。あまりそんな風には見られませんけどね(笑)。

b-monster に勤めるようになって、今年の5月で2年が経ちました。所属も新宿から恵比寿、池袋… と変わり、現在は青山スタジオ。働くスタジオが変わっても今の自分があるのは、僕がどのスタジオにいようとも変わらずにメンバー様が受けにきてくださるからです。普段、一人ひとりに直接感謝を伝えることはできないのですが、皆様がいなければ、僕はここまでやってこれなかったと思います。またいろいろなスタジオのたくさんのメンバー様と新たにお会いできるのもとても貴重で、嬉しい出来事です。

最近は若いパフォーマーが続々と入ってきて、先輩というより、なんだかお父さんみたいな気分で接しています(笑)。みんな明るいし、とても勉強熱心。何をすればいいかちゃんとわかってるから、入社した頃の自分と比べると本当に素晴らしい。いまはそんな新しい仲間から刺激をもらい、自分もますます充実したプログラムをメンバー様にお届けしたいです。

ライター:Tomoki Ohno
音楽制作会社、カルチャー誌での勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターに転職。現在は雑誌やウェブサイトなどで、音楽をはじめエンタメ、スポーツ、飲食などの記事を執筆。b-monsterは、約2年にわたって週3~4日ほど通っている。
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