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b-monsterパフォーマーの横顔"SAYA"「キツさを楽しめるようになればこっちのもの!」

MONSTERS | 2019.10.18
b-monster saya

キレのある動きと元気で大きな声でスタジオ中をリードするSAYA。そんな彼女は人懐っこい笑顔を浮かべながら「一番受けて欲しいのはHARD」だと言い切る。激しいプログラムへ寄せる熱い想いを聞いた。

高校時代は春高バレーに出場

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愛媛県で生まれ、小学校三年から高校三年までの約10年間、ずっとバレーボールをやってました。ポジションはリベロです。特に高校は愛媛で一番の強豪校で、練習は毎日、死にそうなくらいハード。でもその甲斐あって、インターハイや春高バレーにも出場できました。たまにちゃらちゃらして見られますけど、「やる時はやる!」タイプです(笑)。

高校卒業後は上京し、スポーツの専門学校に通い、インストラクターを目指しました。兄がトレーナーをやっていたこともあって、自分もスポーツ関係の仕事をしたかったんです。b-monsterはネットで見て、そのオシャレな雰囲気に惹かれ、応募しました。じつは専門学校を卒業した後、あるスポーツジムに就職が決まっていたんです。でも考えていたのと違っていて、入社式の一週間前に辞退しちゃって。b-monsterへの応募は、そんな時期だったんですけど、幸いにも採用をいただきましたね。

「お祭り女」と呼んでいただきました

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2017年7月のデビューで、当時は新宿スタジオの所属です。b-monsterホームページのパフォーマー紹介欄に、当時の写真が載ってますけど、いま見ると髪が長いし、すごく幼い(笑)。その頃、新宿スタジオにいたのはNATSUさん、AOさん、KAIYAさんら。私は最年少ってこともあり、妹のように可愛がってもらいました。最初のプログラムも事前に練習をしっかりやっていたので、落ち着いてできました。

2018年3月に青山スタジオに移動になって、今日に至るわけなんですが、自分の中で大きな自信になったのは昨年の10月。ピンクリボン、クリード2、ハロウィンと、イベントプログラムを立て続けに三つ受け持ったことですね。担当が怪我などでできなくなったこともあって、出番がまわってきたんですけど、正直、かなりキツくて! 何しろ1ヶ月間に3本ですからね。でも「お祭り女」と呼んでいただき(笑)、自分の中に火が着いたのと、メンバー様に楽しんでもらいたい一心で、全力でやり切りました! コリオ作りも当時、店長のMUSICAさんに力をお借りて。大変でしたけど、おかげで目の前の視界がものすごく広がりました!

先輩の移動と元気な後輩たちが刺激に

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あと自分の転機としては、今年の春もそうですね。ずっと青山にいた先輩パフォーマーが移動となり、自分が上の立場に。また元気な後輩が次々入ってきたこともあって、それまでになく強い気持ちが湧きました。ずっとがむしゃらにやっていたんですが、もうそれだけじゃいけない。パフォーマーとしてのあり方も、プログラム内容ももう一度、すべて見つめ直して。自分で言うのもなんですが、一皮剥けた気がします。

プログラムでは、元気いっぱいに動き、声を出す

b-monster saya

いま私が担当するプログラムは三つです。vol.1はスタンダードな内容。特にサンドバッグパートでは、複雑なコンビネーションはなく、パンチが打ち込めるので、初心者はここからトライしてみてください。サーキットパートはスクワットやタッチダウンなど下半身に効く動きが多めです。

vol.2は、ウエストに効くプログラム。サーキットパートでは、クランチ、ツイストが多め。サンドバッグパートでもシットアップしながらのパンチもあります。続けて受けていただくうち、腹筋が割れてくるはず。

HARDはキツさ重視のプログラムです。サーキットパートとサンドバッグパートが2回ずつありますが、2回目のサーキットでは、ハンズジャックスからのシザーズプッシュアップやハイジャンプからのマウンテンクライマーなど強度の高い動きが出てきます。是非、挑戦してみてください。

プログラムでは元気いっぱいに動くことを意識しています。プログラムをわかりやすくしたいのと、それを煽る代わりにもしたくて。あと私自身、b-monsterのプログラムを受けますけど、一緒に動いてくれるパフォーマーのほうが頑張れるし、楽しいんですよね。自分もメンバー様にそんな気持ちになってもらえるよう毎回、全力を出しています。

またキューイングにもこだわっています。はっきり、わかりやすくする以外に強弱をつけたり、タイミングをはかったり。合間には「ヘイヘイヘイ!」と煽ることが多いんですけど、それはプレッシャーをかけるのではなく一緒に頑張りましょう!って気持ちから。キューイングはメンバー様とのコミュニケーションそのものです。

キツイことはじつは楽しい

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私がこんな風に動くことやキューイングにこだわる理由は、キツいことが楽しいことなんだと感じてほしいから。じつを言えば私が一番受けていただきたいプログラムはHARDなんです。確かにキツくて、辛いかもしれません。でもそれだけに、終えた後の達成感は、皆さんが想像する以上です。もちろん運動効果も抜群。私もHARDを担当してから体力や体型が大きく変わりました。キツさを楽しめるようになればこっちのもの、どんなプログラムでだっても楽しくできるようになります!

休みの日はジッとしていられない

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休みの日は、学生時代の友達やパフォーマー仲間と出かけます。ご飯にいったり、遊園地に行ったり、フェスやクラブにも行きますね。逆に家でジッとしていることは、ほとんどありません。遊び以外ではジムに行って、体を鍛えたりもします。

それと、最近は行ってないけど、カラオケも大好き。特に倖田來未の歌は昔からすごく得意です。また意外に思われますが、山口百恵の歌も歌ったりします。一番好きなのは「プレイバック Part2」(笑)。

パフォーマーとしての今後は、やはり新しいプログラムをリリースすることが目標。特にHARDを越えた、ULTRA HARDなプログラムは是非やりたいです。あ、もちろんただキツイだけではなく、最高に楽しい内容のものですけどね。いずれにせよ、キツいことさえも全力で楽しみ、それこそ毎日がお祭りのような気分で、メンバー様とb-monsterライフを送っていきたいです。

 
b-monster.fit 未来を変えるパフォーマー募集
ライター:Tomoki Ohno
音楽制作会社、カルチャー誌での勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターに転職。現在は雑誌やウェブサイトなどで、音楽をはじめエンタメ、スポーツ、飲食などの記事を執筆。b-monsterは、約2年にわたって週3~4日ほど通っている。

撮影: Toshimasa Takeda
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