羽田空港スタジオが「HANEDA THE WEIGHT」を併設し、リニューアルスタート!

b-monster羽田空港スタジオは7月22日、ウエイトトレーニングジム「HANEDA THE WEIGHT」を併設し、リニューアルを行った。今回は、自分自身と向きあったワークアウトが行える「HANEDA THE WEIGHT」の魅力をお伝えする。
最先端ウエイトレーニングマシン、ヒガトレックを導入した「HANEDA THE WEIGHT」

羽田空港初のフィットネスジムとしてオープンしたb-monster羽田空港スタジオが7月22日、大幅なリニューアルを行った。変わったのはウエイトトレーニングジム「HANEDA THE WEIGHT」を併設したこと。ここでは最先端テクノロジーによるマシンを導入。b-monserならではの暗闇空間の下、自分自身と向きあったワークアウトが行える。
設置されているのはヒガトレック(Higatrec)。世界最大のデジタル機器の祭典、CES 2020において Innovation Award を受賞、ウエイトトレーニングの質を飛躍的に向上させると話題を呼んでいる、完全電子制御IoTウエイトレーニングマシンだ。レールに固定された金属バーを完全電子制御で負荷をかけ、さまざまなトレーニングを行うことができる。開発者は長年、筋肉についての研究を重ね、パーソナルトレーナーとして活躍する比嘉一雄さんだ。
完全電子制御システムによるまったく新しいウエイトトレーニング

「ヒガトレックは『一人で』『安全に』「効率よく』追い込むことが可能な、まったく新しいウエイトトレーニングマシンです。
通常のウエイトマシーンではプレート(重り)を付け、負荷を変えるわけですが、これはすべてが電子制御。それによって誰かに補助を求める必要がなく、また事故もなく行うことができます。
また本来、筋肉は上げるときより、下ろすときの方が大きな力を発揮できるものなのですが、通常のマシンでそれぞれの重量を変えることはできません。ですがヒガトレックは電子制御なので重量を変えることができる。上げるとき=100kg、下ろすとき=120kgのようなことも可能。効率よく追い込むことできるのです」(開発者の比嘉一雄さん、以下同)
通常のマシンとは異なる、完全電子制御IoTマシンならではのまったく新しいウエイトトレーニング。だが「効率よく」追い込めるのは、上げる/下ろすの動作で負荷を変えられるからだけではない。
「例えばベンチプレスを10回行う場合、1回目より2回目、2回目より3回目の方が、当然ですが出せる力は落ちてきます。そこで通常のウエイトマシンでは、10回目に合わせて最大負荷を設定するわけですが、ヒガトレックは1回目、2回目、3回目……と徐々に負荷を下げることが可能です。なので1回目から10回目まで最大負荷のまま追い込んでいけるのです」
現在、HANEDA THE WEIGHTのヒガトレックにプログラムされているのはベンチプレス、スクワット、デッドリフトなど11種類。基本的なトレーニングはすべて行える(最大30種類のプログラムが可能)。また負荷重量は最大300kgとなっている。
負荷の設定はトレーニング前、音声ナビゲーションに従って筋力測定を行い、耐えられる重量の最大値を測って行う。所要時間はわずか1分程度だ。
トレーニングをデータ化し、筋力の成長を可視化する

一方、ヒガトレックはハード面のみならず、ソフト面でもその電子制御の特性を発揮する。
「トレーニングの結果は、全てデジタル化され、データとして管理することが可能になりました。しかも、従来は何キロの重量を何回、何セットやったかだけに終始していましたが、ここではどのように力を出したか、自分の筋力がどう成長しているか、他のメンバー様の中で自分の筋力はどれくらいの位置なのかまで情報としてとれるようになりました。もちろんスマホで見られるので、手軽にご活用いただけます」
最先端のトレーニングにパフォーマーも驚くばかり

早速、b-monster羽田空港スタジオのパフォーマーLucasとHOSHIがヒガトレックでトレーニングを行ったところ、ともにその機能に驚くばかり。
Lucas:早速、4種目やりましたけど、どれも最初から最大値の筋力を出すことになる。それがものすごくキツい。1種目やっただけで、体がパンパンになりますね。まさに自分との勝負という感じがします。
HOSHI:マシンが負荷を自動で調節してくれるので、本来サポートがついてないとできないトレーニングが自分一人でできる。しかもその負荷はその日のコンディションで設定してくれるので、オーバーワークにもならないし、余力が残らないほど追い込める。さらに上げるより下ろすときにより大きな負荷がかかるのも非常に効きますね。本当に画期的です。もちろんスマホでデータを管理できるのも素晴らしい。本音を言うと、家に持って帰りたいです(笑)。
Higatrec使用方法
buddiesのトランポリンプログラムも楽しめる

ちなみにトレーニングは一回25分間のプログラム内に、4種目を5回×1~2セット。それを週2回程度行うことが理想的だ。
無酸素運動であるウエイトトレーニングをHANEDA THE WEIGHTで行い、その後、有酸素運動の多いb-monsterのプログラムを連続してやることで脂肪燃焼効果がアップ。より効率よくボディメイクを行える。
また、HANEDA THE WEIGHTにはトランポリンも2台設置。こちらはb-monsterによるオンラインフィットネス、buddiesの動画を視聴しながらトレーニングすることができる。単独で利用するのはもちろん、ヒガトレックとの併用も可能だ。
目まぐるしいスピードで、日々進化していくフィットネスの世界。誰も想像のつかなかった最先端のトレーニングを体験するため、是非ともリニューアルしたb-monster羽田スタジオに足を運んでみて欲しい。
音楽制作会社、カルチャー誌での勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターに転職。現在は雑誌やウェブサイトなどで、音楽をはじめエンタメ、スポーツ、飲食などの記事を執筆。b-monsterは、約2年にわたって週3~4日ほど通っている。
photo by Taishi Ogiwara